『個性學メディア』を監修しているアースエレメントでは、日本で唯一のシニアエバンジェリストである村上燿市先生が「個性學アドバイザー」資格取得講座を開催しています。
ご縁あってアースエレメントで村上先生やその仲間たちと出会い、個性學を知った人たちは、人生で大きな変化を経験。
そして「個性學の素晴らしさを多くの人に伝えよう」と、新たな仲間が次々に誕生しています。
個性學を日常で実践している方に、個性學を知ってから起こった人生の変化や、実践法、独自の活用法などをインタビュー。
今回は、個性學アドバイザー「人志向」編。
経営者であり野球コーチでもある高原 信二さんにお話を伺います。
この記事はこんな方におすすめ
- 「人志向」の方
- コミュニケーションに模索してる人
- 「個性學って、結局なに?」と、いまいちわからない人
- 周りと話が通じないこと(逆サーキュレーション)に、イライラを感じてる人
- 部下に最適なアドバイス方法を知りたい人
- 団体スポーツをしている人
- 治療家さん、治療家を目指したい人
プロフィール
高原 信二(たかはら しんじ)/個性學アドバイザー
【略歴】
2001年に「長崎リハビリテーション学院」を卒業後、理学療法士として1日の外来が500人を超える整形外科に勤務。
20人以上を抱えるチームのリーダーとして育成を担当し、毎日100人以上の患者さんとコミュニケーションし続ける膨大な経験のなかで、自分の中でざっくりとした "人間のタイプ分類" が自然に出来上がる。
2016年、村上燿市先生らと出会い、個性學を知る。
『個性學ONE』に知人などの個性データを入力し活用しはじめたところ、感覚として掴んでいた”人間のタイプ分類"と、個性學が示すデータが一致していることに驚愕。約2年にわたって検証を続ける。
2019年、より深く学ぶため「個性學アドバイザー」の資格を取得。
仕事ではトップアスリートのトレーナーに指導する立場でもあるが、プライベートでは息子の野球チームのコーチとして個性學をフル活用。
5人家族のうち4人が「人志向」のため、人志向に対して特に深い理解力がある。
仕事でもプライベートでも個性學を実践し続けるなかで、「個性學はタイプ分類でもテクニックでもない。人生全てにおいての考え方」という境地に至った。
2020年、大阪難波に「きっと整体院」を開院。
20万人以上の患者さんを診てきた経験と個性學、治療技術をフル活用して活躍中。
個性學はテクニックではなく、人生全てにおいての考え方
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個性學って、タイプ分類?
高原さん
2016年に、ビジネスの学びの場で村上先生たちと知り合いました。
「これから個性學をやっていくので、1度受けてみませんか?」と声を掛けていただいて。
個性學のことは全然知らなかったので、最初は「タイプ分類するためのツールなのかな…?」っていう感覚で。
病院内の組織をつくっていた頃は、伝わる相手・伝わらない相手がいることを「その人との相性みたいなものかな」と漠然と思って、
姓名判断を見たらわかるんじゃないかとか、四柱推命・紫微斗数・動物占い・適性診断ツールなどを勉強したことがあったんです。
「そういうもののひとつに、個性學もあるのかな?」と思ってたんですよ。
個性學では詳細な個性がわかるから、最初はそう感じますよね!
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高原さん
はい、自分の詳細な個性が書かれた『マイビジョン・マップ』見たときは、
「え?どこかで僕のことを見てたの⁈」って思うくらい、びっくりしましたね(笑)。
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それから3分類と12分類を教えてもらって、「たった3つの分類でいいんだ!」って驚いたんですよ。
「3つの分類で正確にわかるのかな?」と思われたのですか?
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高原さん
最初はそう思いました。
もしかしたら、僕の個性「日々向上型」も関係あるのかも。
「もっとあるんじゃないか、もっとあるんじゃないか」って色々なツールを知ろうとしていたし、これまで勉強してきた知識がたくさんあったから、人間を細かく細かく見ようとしていたんです。
普段から仕事でも「もっといい治療法があるんじゃないか?」って常に思っていて。
人間を細かく細かく…見ようとしていた
高原さん
当時の僕は病院勤務をしていて、年間1万人くらいの患者さんに会ったり話したりしてました。
たくさんの人と関わっていたので、「この人はこうゆうタイプだな…」っていうタイプ分類のようなものが、自分の中で自然にできあがっていて。
そんなときに個性學に出会って、『個性學ONE』にいろいろな知り合いを打ち込んでみたんです。
そしたら、自分のなかにざっくりとあったタイプ分類が、『個性學ONE』の中でも同じように綺麗に整理されて表示されたんですよ!
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びっくりしましたね。「これはいい!」と。
「自分のなかで掴んでたものを系統立てたものが、既にここにあるじゃん!」って。
1〜2年間ぐらい『個性學ONE』を使って細かく細かく分析していくうちに、「これは間違いない!」って確信を得ました。
自分の膨大なコミュニケーション経験から得たデータと、個性學が示す内容が同じだった。
信用できたのですね!やっぱりそうか、と。
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模索していたコミュニケーションに、確信が持てた
高原さん
はい。それからはもっと深く学ぼうと思って、個性學アドバイザーの資格を取得しました。
自分の感覚だけに頼ってコミュニケーションしてた頃は、
「この人にこの言葉が入るんだったら、あの人も同じようなタイプだから、こういう話し方をするといいのかな…」
って探りながら話してたんですが、個性學を知っていくと、最初からその人に合った話し方や言葉のチョイスができるようになった。
なので、相手に伝わりやすい。
それから、「なぜ、この人はこういうことを言うのか?」を理解しながら、コミュニケーションできるようになったんです。
以前は模索しながら、半信半疑のように、何かに気を付けながらやっていたコミュニケーションが、個性學を知ってからは、ある程度の自信・確信を持ってできるようになりました。
「結局は、3分類やな。」
でも個性學を6年以上使い続けてきて、わかったことがあるんです。
「結局は、3分類やな」と。
結局は、3分類…?
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高原さん
3分類をしっかり理解してこそ、4分類・6分類・12分類などの分類を使えるし、理解できるんです。
最初は人間を一生懸命に細かく見ようとしてましたが、学んでいくなかで気づきました。
「ベースは、3分類だ!」と。
深く学ぶほど、そう感じます。
そういう捉え方になったときに初めて、個性學の本当の素晴らしさがわかってきた。
学びが浅い頃は、個性學を"人間のタイプ分類"のように勘違いしてた。
『個性學ONE』を使いまくってる自分は、個性學を使いこなせてる!
そんな気になってたけど、全然違いましたね(笑)。
「個性學はツールやテクニックではなく、考え方だ」とわかるようになってきたんです。
個性學は、人生全てにおいての考え方なんです。
答えはひとつではない、一人ひとり全然違う
個性學は人生全てにおいての考え方…、奥が深いですね。
深く理解できるようになった現在は、
周囲の人をどのように見てらっしゃるのですか?
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高原さん
僕は3分類をベースにして、2分類(希望型 or リスク型)の組み合わせで見ることが多いです。
「この人は人志向でリスク型なんだな、スピードは早いのかな」とか、「ここに4分類を足すと…」とか。
「この目的を達成したり、問題解決するためには、どういうアプローチが必要だろう?」って考えます。
いろんな分類法から引っ張ってきて組み合わせて、相手や関係者のことを考えていきます。
困っている人への声掛けは、2分類も考慮
仕事だったら特に、2分類を理解してると活用しやすいです。
例えば、2分類の「リスク型」と「希望型」では、困っている原因が全然違うんですよ。
アドバイスするときは3分類はもちろんですが、2分類も考慮します。
例えば「人志向 リスク型」と「人志向 希望型」では、
アドバイスの仕方が違う?
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高原さん
はい、かける言葉が全然違います。
「希望型」へアドバイスするときは…
「希望型」の部下が「こうしたい、あれやりたい。でもどうしたらいいんだろう…」って困ってたとします。
そんなとき、「リスク型」の僕はつい「こんなリスクがあるよ」ってアドバイスしてしまいがち。
でもそんな言い方ばかりしていると、「希望型」のやる気を削いでしまうし、スピードも止めてしまうんです。
なので「希望型」には「やってみて!」って伝えて、まずは動いてもらう。
そしてリスクヘッジは、「リスク型」の僕がやっておく。
「希望型」には、リスクばかり言い過ぎないのが大切だと思います。
「希望型」の良さを活かせるように、「大丈夫だから行ってこい!」みたいな感じで接するといいのかなと。
「リスク型」へアドバイスするときは…
「リスク型」の人は、事前準備やリスクテイクは得意ですが、心配ごとがあるときはなかなか行動に移せません。
例えば、「リスク型」ばかりが集まったチームは「こんなリスクがあるから、できません」ってなりがちで、物事が進みにくいんです。
そこで「いいから、とにかくやってみて!」とアドバイスや指示をされると、
「リスクがあるってわかってるのに、何でこれをやらなきゃいけないんだ?」と思いながらやるから、パフォーマンスが上がりにくい。
なので「リスク型」が困っているときは、相手が考えているリスクをまずは教えてもらい
「このリスクはこうすれば大丈夫だから、まずはこれをやってみて」
「最悪、沈まなければ大丈夫だ。行ってこい!」
って、リスクを理解したうえでアドバイスをするのがいいと思います。
なるほど。
「希望型」と「リスク型」では
考え方が全然違うんですね。
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高原さん
そうなんです。
でもやっぱり、基本の3分類がわかってないと、2分類だけ知ってても理解できないんですよ。
個性學のいろいろな分類法を知ることで、「答えはひとつではない」と理解できます。
思考プロセスや行動スピードはいろいろな組み合わせで成り立っていて、一人ひとり全然違うんですよ。
うちの家族は、5人中4人が「人志向」!
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高原さん
うちの家族構成は、こんな感じなんです。
5人中4人が、人志向!
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高原さん
はい、ここに加えて実父も人志向で。
父はみっともないことを嫌っていました。人志向らしいですよね(笑)。
父・僕・長男、男3代が人志向。
高原家は、人志向のお役目があるんだ…と思ってます(笑)。
でも同じ人志向でも、考え方に食い違いが出ることはあるんですよ。
似たもの同士だからこそ、「なんでこれはわかってくれるのに、こっちはわかってくれないの?」ってなってしまう。
わかってくれないことだけが目立って、インパクトが大きくなる。
なるほど…!
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高原さん
ちなみに、僕の母は城志向ですが、佐賀の方言で「みたむなか」とよく言われました。目立ってはいけない、出過ぎるなと。
※みたむなか=みっともないこと、常識から外れてはいけないという教え
若い頃は好き勝手やっていたけど、途中からその教えが効いてきましたね。
人志向同士でも、2分類が違えば考え方が違う
高原さん
さっきお話しした2分類の違いは、家庭でも実感してます。
長女「希望型」は、「こうすればできるのに!」ばかり言う。
妻「リスク型」は、「A子(長女)が言うようにしてたら、こういうリスクがあるでしょ!」って諭そうとする。
それに対して長女「希望型」は、「なんで私がやりたいことを止めるの?」と反論する…。
僕も「リスク型」なので、「いやいや、あのね…」って、昔は妻に加担してました。
でも今は、僕は2人のあいだに入って仲裁してます。
「ママはこう思ってるんだよ。でもA子(長女)は、ママにこう言いたいんだよね?」って。
個性學を知ったおかげで、対話ができるようになったんです。
子どもの個性がわかるって、本当にいいですよ。
子どもは全員が自分のDNAを引いてるとはいえ、それぞれが全然違う。
似ているようでもやっぱり全然違うし、親と子どもの個性が違えば伝わりづらいんだ、とわかった。
一人一人の個性に合わせて、接し方を変えられるようになりました。
子どもの個性を理解するには、自分を知ることから
奥様も個性學をご存知で?
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高原さん
妻には、家族全員の「個性學レポート」を渡してあります。
「子育てで何か困ったら、ここに書いてあるよ」って伝えてるので、レポートを見て「この子の特徴はこうだから、こうゆう接し方が大切なんだな」って知ってるんです。
でも、まずは自分の特徴を知っておかないと、相手に伝わりにくい。
「自分の特徴を知ることが一番先だよ」「詳しく学んだらいいのに」って僕は言ってるけど、本人のスイッチが入らないうちは強制することはないですよね。
仕事仲間は、全員が「逆サーキュレーション」
「スタッフ全員、個性學を学んでいる」という強み
仕事では、チーム全員が個性學を理解されているのですか?
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高原さん
はい、うちの治療院はスタッフも個性學を学んでいて、それが強みです。
チーム全員が個性學を知っていると知らないのでは、全然違います。
例えば「患者さんにどう対応してほしいか」など顧客満足度を考えるとき、ミーティングでは必ず個性學を用います。
「個性の違いへの理解」が土台にあるから、ひとつずつ説明しなくても、ある程度コンセンサスが取れるんです。
また、患者さんと同じ個性を持つメンバーに「この場合、どう思う?」と話を聞くことで、患者さん一人ひとりへの理解も深められます。
個性學を知っている同士は、共通言語のようなものを持てるんですよ。
逆サーキューションでも大丈夫な理由
でもね、うちはスタッフが4人いるんですが、全員が大物志向。
人志向の僕から見ると、全員が逆サーキュレーションなんですよ。
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なぜ、逆サーキュレーションばかりのメンバー構成に?
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高原さん
院は「治療業界のモデルとなり、たくさんの人を救えるものをつくっていこう、この業界を牽引していこう!」と誓った仲間とともに開院したのですが、
スタッフはそんな僕たちの想いに共感してくれる人たちなんです。
とはいえ最初の頃は、伝わっていると思っていたことが伝わっていなかったり、意図と違う伝わり方をしていることも多くて…。
でも個性學講座で知った「自分以外の個性の方は、こんな捉え方してるんだ!」が土台にあったから、乗り越えられました。
人志向の僕には考えられないくらいびっくりする解釈をするので(笑)。
そうなのですね(笑)。例えば…?
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高原さん
人志向の僕は、「寄り添う」ことでスタッフみんなの信頼を勝ち取ろうとしていた。
でも、大物志向から信頼を得ようと思うと、ある程度の権威・権力性がないと話を聞いてくれない。
個性學を学んで、今までと同じやり方では信頼が得られないとわかったんです。
僕は自分の話をするのは苦手で、小っ恥ずかしいから本当は疲れるんですけど、
スタッフには、「実は僕、プロ野球選手の…」とか過去の実績をできるだけ話すようにして。
徐々に、関係性を築けるようになっていきました。
なるほど。
相手に信頼してもらう方法も、個性によってそんなに違うのですね。
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高原さん
院長の僕から見て、スタッフは逆サーキュレーションなんですけれど、うちの強みは全員が個性學を学んでいるということ。
僕はスタッフのことを大物志向だとわかってるし、スタッフは僕を人志向だとわかってる。
お互いがサーキュレーションについての知識がある状態でコミュニケーションが取れるので、理解しあえない関係には必ずしもならないんですよ。
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なるほど …!
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高原さん
「人志向の言葉は、大物志向には伝わりにくい」ということを、僕は自覚しながら喋る。
スタッフたちもそれを自覚してる。
だから話の途中で「え?」って聞き返されても、「僕の言葉がちょっと入りにくかったんだな」と思えるんです。
「それってひと言で言うと、どういうことですか?」って聞かれても、「大物志向に話すときは、もっと話をコンパクトにしよう」と思える。
お互いが逆サーキュレーションについて理解してるから、スタッフたちも遠慮せずに聞き返しやすいんだと思います。
話がわかりにくいときにも、遠慮せず上司に聞き返せるっていいですね!
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スポーツに個性學をフル活用
高原さん
あと僕は、 息子の野球チームのコーチをしてるんですが、ここで個性學を一番バリバリに使ってます(笑)!
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「逆サーキュレーション」の監督に、子どもはついていけない
よくあるケースは、監督の個性と逆サーキュレーションの関係にある子どもたちは、監督の言動についていけないということ。
この個性は、基本的には勝ちたいけど「何が何でも勝ってやる!」じゃなくて、「みんなと楽しくやりたい、みんなで勝ちたい」。
子どもたちからは監督の外面しか見えないから、「勝つのが大前提、何がなんでも勝ちに行くぞ!」「諦めるな、行け!」って感じに見える個性。
監督が城志向、子どもが人志向。
監督から子どもに話が伝わりにくい逆サーキュレーションですね。
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高原さん
監督は息子に対して、「先発ピッチャーを取るために、あの子と競わせるぞ!」っていう方針をとるんです。
でも人志向の息子は、友だちと競いたくない…。
なんで、意地でも先発ピッチャーを取りに行こうとしないんだ?
監督(城志向)
僕は別に、先発ピッチャーにこだわらなくても、他のでもいいんです
息子(人志向)
やる気がないのか⁈
なんで、何が何でも取りにいかないんだ!
監督(城志向)
高原さん
こんなやり取りをよく聞きます。
個性を理解したうえで、人間関係の基本も教えられる
高原さん
ですよね…。なので、息子にわかるように説明するんです。
「A太(息子)の考えは間違ってないよ。監督はこういうことを言っていて、監督の考えも間違ってないんだよ。」
って。
それから、こう付け加えます。
「でもね、チームをまとめてるのは監督だよね。
意見を言いたかったら、言っていい。
でも言えないんだったら、監督に従わないといけないよ」
って。
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監督の考えを息子さんに伝えるだけでなく、
人間関係の築き方も教えてらっしゃるんですね。
スポーツでも、個性學を取り入れると良いかもしれない!
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高原さん
個性によって、ポジションの向き不向きもありますし、スポーツ関係には個性學はすごくいいと思います。
「人志向」さんにこそ、個性學を知ってほしい
仕事・家庭・スポーツでの個性學実践、とても参考になります。
「個性學を学んでみようかな…」と迷っている人志向さんのために
人志向の高原さんから、ぜひメッセージをいただきたいです。
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高原さん
個性學を深く学んだうえで思うのは、「たぶん人志向が一番、我慢強いのかな…」と。
なんとなくそう思うところがあって。
人志向って、「自分が悪いんじゃないか」って思うことが多いんです。
「争いたくないから、ここは引いておこう」とか「我慢すればいいや」って、つい思ってしまう。
でも個性學を学ぶと、そう思わなくて済むようになる、という面もあります。
「みんな、そんなに気にしてないよ!」
個性學を学ぶと、気を遣い過ぎずに言いたいことを言えるようになる?
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高原さん
「あなたが思ってるほど、みんな気にしてないんだよ!」って、人志向さんには伝えてあげたいんですよね。
高原さん
そうですね(笑)、尾をひかなくていいよって。
もし「個性學を学んでみたい」と考えているなら、まずは村上先生の「個性學入門講座」を受けてみてほしいですね。
それから「個性學ONE」を使って、身近な人・これまで知り合った人・有名人などの個性を調べてみると、
「なるほど、そうだったのか!だからなのか!」と、いろいろなことがわかります。
人間関係でイライラしたり、悲しくなったりしにくくなります。
- 「なんで、伝わらないんだろう?」
- 「なんで、わかってくれないんだろう?」
- 「どうやったら、わかってくれるんだろう?」
僕は、その理由がわかるようになった。
何か問題が起こったとき、関係者の個性を整理すると、理解できるようになれるんです。
ぜひ学んでみてほしいですね。
あとは、もし困ったことがあれば村上先生に任せれば大丈夫です!(笑)
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目標は仲間を増やして全国の困っている人を助けたい
多くの人と関わって、個性學を日々実践されてますが、
今後の目標はどのように?
![](https://earth-element.info/wp-content/uploads/2021/08/編集部アイコン.png)
高原さん
理想は365日、365ヶ所で仕事をすること。
僕は、全国の困ってる人たちを助けたいんです。
僕1人の力では、自分の周りしか助けられない。
でも同じ想いを持ち、共感共鳴してくれる仲間を増やしていけば、その仲間がいる地域の人たちも救える。
なので、僕の経験と知識を全国に広げたいんです。
まずは治療家の先生たちに、「個性學を取り入れた院運営の考え方・治療技術」を伝えて教育したい。
世の中にはいろいろな整体法や治療法があって、機器も流行廃りがあります。
いろいろなものが出ては消え…を繰り返してますが、治療をするうえで ”普遍的なもの・変わらないもの”があるんですよ。
たくさんの治療家たちに、それを学んでもらいたい。
治療家は、心とからだの健康を維持してあげられる職業で、人類発展のための役割があると思うんです。
だから、治療家の地位を向上させたいし、「これから治療家を目指したい」という人も増やしたい。
そうすることで、明るい日本、世界になるんじゃないかなって。
そのためにこれから、整体の協会を立ち上げようと思ってます。
全国の人を助けるための整体協会!
「個性學の考え方」が盛り込まれていそうで、すごく楽しみです。
人をよく観察されてきた高原さんの貴重な話、とても参考になりました。
どうもありがとうございました。
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