こんにちは。日本で唯一の個性學シニアエバンジェリスト・村上燿市です。
個性學では、個性を様々な分類法でみています。
代表的な分類法は…
今回は、仕事での得意なポジションがわかる!
4分類についてお話しします。
この記事はこんな方にオススメ
- これからのキャリアについて考えている
- 自分にぴったりの転職をしたい
- 企業やチーム内の役割分担を決めたい
- 人の適材適所を知りたい
- リーダーシップを発揮する「スタイル」を知りたい(経験を重ね、周囲と共に成果を上げられる段階にいる方)
自分の得意な「ポジション」を意識してる?
スポーツでは、「どのポジションが自分に合っているか」を考えることは常識になっていますよね。
野球なら例えば…
- ピッチャー
- キャッチャー
- 内野手
- 外野手代打
- 代走
どのポジションが自分に合っているのかを見極め、実力を磨いて成果を上げようとします。
ポジションがあるのは、選手だけではありません。
- 監督
- コーチ
- データ分析
- スカウト役
- チームオーナー
- 球場運営
裏方にもポジションがあります。
そして当然ですが、誰しもに得意・不得意があります。
まさに「名選手、名監督にあらず」という言葉の通りですね。
しかしビジネスでは、ポジションについてはあまり意識されていません。
「ポジション」とは、「職業」(銀行員・美容師など)や「役職」(部長・主任など)とは異なります。
「自分が得意なポジションは何なのか?」を意識していない人は、多いかもしれませんね。
個性學4分類で「ポジション」がわかる
個性學ではわかりやすく、「4つのポジション」があることを教えてくれます。
ひとつひとつ見ていきましょう。
1.「突撃隊長型」の特徴
新規開拓が得意!
「突撃隊長型」は、混沌とした状況の中で、パワフルな行動力を武器に、前例がないことに対して突破口を開く人。
新しい道を創っていくのが得意です。
- 現場の第一線で先頭を切っていく
- チャレンジ精神が旺盛
- 「こうしたい」「こうやりたい」という思考・行動が早い
- 混沌とした状況の中でも、パワフルで直線的に進んでいく行動力を武器にして貢献する
- 一点突破!
- 前例がないことに対して、突破口を開く
- 新規開拓が得意
- 継続は苦手
苦手なポジションの例:ルーティーンを日々繰り返すデスクワーク
「突撃隊長型」なのに、事務職を長年している人に
「仕事は楽しいですか?」と聞くと、
「全然楽しくないです。ストレスが多くて…」
という返事がたびたび返ってきます。
「自分だけなぜこんなに疲れるのだろう?」と悩んでいる方も少なくありません。
私が「仕事をある程度すると、すぐに飽きてきませんか?」
と聞くと、
「そうなんです!」
と即答されます。
ルーティーンを日々繰り返すデスクワークは、「突撃隊長型」にとっては最も不得意なポジションと言えるでしょう。
また、現場でトップセールスを叩き出し続けた結果、昇格。
晴れて管理職となったが、その途端、お客様や現場との接点がなくなってしまい、
「お給料は上がったけどやる気を失ってしまった…」というケースもありました。
2.「前線部隊型」の特徴
繰り返しの中で結果を出すことが得意!
「前線部隊型」は、1人または少人数のチームを率いて、同じ仕事を繰り返すことで、スキル・知識・知見・経験を高められる人。
ミスのない安定した成果を出すことが得意です。
- ライフスタイルが規則的
- 単調なことでも持続性が高い
- 繰り返しの中で、最終的に帳尻を合わせることが得意
- 開拓された市場をフォローして満足度を高め、安定してまわる仕組みをつくることで貢献する
- 1人または少人数のチームが動きやすい
- 「こうなったら、こうなる」「ああなったら、ああなる」と、わかったうえでつくっていく
- 現場で自らの体を武器に、きちんとスピーディに対応する
苦手なポジションの例:人に任せて進める仕事、飛び込み営業
「前線部隊型」は、「自ら率先して行動する」ことで自分らしさを感じるため、
行動できずにじっとしているような仕事は、ストレスが溜まって苦しくなりがち。
また、つい自分で動きたくなってしまうため、人に仕事を任せることが苦手な人が多いです。
「行動」がベースのため、営業などでは力を発揮しやすいですが、
「安全性を考えて抜けのない状態にすること」が得意なため、新しいことには慎重です。
既存顧客のフォローやサポートを行うスタイルは得意ですが、新規開拓・飛び込みは、得意ではありません。
3.「指揮官型」の特徴
周囲を巻き込んで、一方向に向けることが得意!
「指揮官型」は、周りの人を巻き込み、チームを編成して人に役割を与え、任せることができる人。
状況を把握して、目的に向かって推進することが得意です。
- 目的に向かって周りの人を巻き込める
- チームを編成するのが得意
- 人に役割を与えて任せられる
- 思考型だが現実的
- 状況を把握しながら、推進できる
- 自分で動くよりも、後方にいながら前方を動かしていく
苦手なポジションの例:初めてする仕事、個々で淡々と動く仕事
「指揮官型」さんは、「自分がなすべきことか?」「最良の方法は何か?(誰が適任か)」を、まず考えます。
全体の状況を把握したうえで、人やモノを手配し、マネージメントしようとするのですが、
若い頃や初めての仕事では経験も実力も足りませんし、
マネジメントのポジションを任せてもらえるチャンスも多くありません。
そのため新人の頃は、思うように力を発揮できずに悩むことも多いようです。
行動して、経験して、積み上げていくことで、実際にマネージメントの権限がある年齢・役職となったときに、ようやく力を発揮しやすくなります。
またチーム(社内外問わず)で役割分担しながら動くことが得意なため、1から10まで全てを一人で淡々と進めるような仕事にはストレスを感じます。
4.「参謀型」の特徴
構想や計画など、頭で考えることが得意!
「参謀型」は、深く思考する力が武器。
これからのことに思考を巡らせ、独創的なアイデアを着想する人。
他にはないユニークな価値を組織や社会に与えることが得意です。
- 深く思考できる力が武器
- いつも未来に向かってアイディアを練っている
- 構想・計画が得意
- 独創的なアイディアを閃ける
- その思考力やアイディアで、他にはない価値をチームにもたらす
- 考えがまとまってから動くため、行動が得意ではない
苦手なポジションの例:とにかく数をこなすスタイルの営業職
「参謀型」さんは、深く思考する力が武器ゆえに、行動よりもまず思考します。
なので、多くの数をこなすことを重視する営業職をしている場合、職場の仲間からは「仕事が遅い」と言われがちです。
「考えずにとにかくやる」と意識して量をこなす努力はしますが、スピードを意識し続けるとストレスを感じやすく、次第に疲れてきます。
これは、無意識に「なぜやるのか」「違うアプローチは?」と考えてしまうからなのですが、理由がわからず「自分はなぜ行動できないんだろう…」と悩んでしまうことが多いようです。
「参謀型」が営業職をするなら、じっくり思考して行動できる営業スタイルや職場のほうが合います。
4分類が役立つ場面
このように、4分類によって「力の発揮できる環境」が全く違うことがわかります。
得意な仕事のポジション(4分類)を知っておくと、こんな場面で役立ちます。
4分類が役立つ場面
- 自分に向いている仕事を選びやすくなる
- どんなキャリアを目指すとよいか、考えやすくなる
- 誰かとプロジェクトチームを組むときに役立つ
- 起業する業界やビジネスを選択しやすくなる
- どんな専門スキルを身につけるべきか、選択を誤りにくくなる
- どんな補佐をしてくれる人とチームを組むべきか、がわかる
4分類(得意なポジション)を知らないとトラブルが起こる⁈
一般的には、自分の得意なポジションを知りませんよね。
そのために、職場では様々なトラブルも日常的に起こっているんですよ…。
例えば…
■上司:「突撃隊長型」 部下:「参謀型」のケース
「突撃隊長型」は、意思決定から行動に移すスピードがとても早く、自らが行動して道を切り開いていきます。
「参謀型」は「さあ、どうしようか?」と考え、最も良い未来へのアイディアを考えています。
「突撃隊長型」の上司にとって、「参謀型」の部下は、「なぜすぐ動かないのか?」「遅いな…」と、まどろっこしく感じているかもしれません。
■上司:「参謀型」 部下:「突撃隊長型」のケース
「参謀型」の上司は、「なぜ、もっと考えてからやらないのか?」と、「突撃隊長型」の部下の行動が危なっかしくて仕方ないかもしれませんね。
自分の4分類(得意なポジション)を知るには
自分の4分類を知り、どんなポジションが得意なのかを見極めたい方には、
個性學の個人セッション「ホントの自分人生 スタートUPセッション」で詳しくお伝えしています。
あなたの得意なポジション(4分類)を
\ お伝えします! /
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目からウロコ&発見の連続です!
例えばもしあなたが「前線部隊型」なら、
自分が希望する業界でどのように「前線部隊型」を活かせるのか。
業界・経歴・目指すものなども考慮しつつ、コーチングしていきます。
自分のポジションを知ったら、あとは、そのポジションで活躍するための知識・スキルを磨くだけです。
それだけでもっと楽にイキイキと、仕事も人生も好転していきますよ!