1960年代、ファッション業界で「女性のパンツスタイル」という新しいスタイルを確立した2人のデザイナーをご存知でしょうか。
ひとりはココ・シャネル。
もうひとりはイヴ・サンローランです。
当時をよく知る方によると、「シャネルは女性に自由を与え、サンローランは権力を与えた」と表現されています。
世界有数のファッションブランドとして人気を博し、世界に影響を与えた2人を個性學(個性学)の視点で紐解いてみたいと思います。
今回は、ココ・シャネルの個性を見ていきます。
イブ・サンローランの個性については、こちらの記事です。
-
「大物志向 完璧型」イヴ・サンローラン|世界的デザイナーの個性(2)
続きを見る
革新的なアイディアと、新しい時代の女性に必要とされるスタイル
「女性に自由を与えた」と言われるココ・シャネル。
シャネルの最初の成功は、「ジャージー生地」を婦人用の素材とする革新的なアイデアによってもたらされました。
そして従来は男性のファッションとされていたものを「男装」としてではなく「女性のファッション」として確立したことで、女性を解放したデザイナーとも言われています。
また、当時は喪服の色とされた黒色のドレスを、「シンプル&エレガンス」としてドレスに取り入れたのもシャネルです。
現代では女性ファッションの基礎となっているスタイルを、次々と打ち出していきました。
ココ・シャネルの個性「人志向」(自然型)
シャネルの生年月日は、1883年8月19日。
個性は「人志向」(自然型)です。
「人志向」の主な特徴は…
- 常に相手軸で考える
- アイデアを出すのが得意
- 人として立派にいきたい
-
個性學「人志向」の特徴とは?
続きを見る
当時の息苦しいファッションに縛られていた女性たちの立場で考え、革新的なアイデアを次々に出していったココ・シャネルの歴史からは、まさに「人志向」の個性を感じられます。
また「自然型」の才能のひとつには、「これからの未来に必要なものに気づくこと」があります。
シャネルは「自然型」の才能を活かし、「これからの女性のファッション」に気づいていたのでしょう。
個性を最大限に発揮し、イキイキと活躍された様子が感じられます。
※余談ですが、個性學の創始者である石井先生もココ・シャネルと同じ「自然型」。個性學は、これからの未来に必要とされるものとなるはずです。
個性が発揮できる「環境」に身を置こう
「個性」は知ることがまず第一歩。
そして知るだけではなく、個性が発揮できる「環境に身を置く」ことが最も大切です。
ココ・シャネルは、どんな人たちと一緒に行動していたのでしょうか?
当時のフランスはどんな地域だったのでしょうか?
1960年代とは、どんな時代だったのでしょうか?
そしてあなたは、どんな人たちと一緒に行動していますか?
今、どんな地域にいますか?
2020年代とは、どんな時代でしょうか?
「個性 × 環境」。
個性と環境が掛け合わされたとき、才能は最大限に発揮されます。
まずは「個性」を知り、未来への可能性を広げていきましょう。
「個性」を知りたい方は、こちらから知ることができます!