「やられたらやり返す。倍返しだ!」で知られている大ヒットドラマ『半沢直樹』。面白いですよね!
会社・組織の不正や問題に立ち向かい、逆境の中から仲間を巻き込み次々と問題を乗り越えていくストーリー、キレのある半沢直樹の言葉に「よくぞ言ってくれた!」と痛快さを感じた方もいるのではないでしょうか。
この大人気ドラマの原作である著者・池井戸潤さんは、どんな個性をお持ちなのでしょう。個性學(個性学)の視点から、作品とともに分析してみました。
池井戸潤さんの個性「大物志向(敏感型)」
大物志向
著者・池井戸潤さんは、1963年6月16日生まれ。
個性學でみると「大物志向 敏感型」です。
「大物志向」の特徴は…
「大物志向」
- 目標達成に努力する日々に幸せを感じる
- 多くの仲間と一緒に同じゴールを目指す
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個性學「大物志向」の特徴とは?
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池井戸潤さんが「大物志向」と知ると、池井戸潤さんの作品舞台に企業や組織が多いのも納得です!
敏感型
また、池井戸潤さんが持つ「敏感型」の強みは…
「敏感型」
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- 変化のある環境で力を発揮できる柔軟性
- 逆境でも「なんとかなる」と考えて突破していける
- ピンチに陥っても情熱的に語る才能で周りの人の心をつかみ、巻き込んでいく
池井戸さんが持つこれらの特徴は、主人公・半沢直樹のキャラクターにも通じるところがありますね。
池井戸潤さん:個性學10分類の「生き方」は「義理人情」
個性學では、人の特徴を様々な角度で分析できます。
そのうちのひとつである10分類の視点「生き方」でみると、池井戸潤さんは「義理人情」です。
「義理人情」の生き方の特徴は…
「義理人情」
- 義理人情に厚い
- 組織での秩序に従順
- 筋道を通さない人には厳しい
ひと言で言うと、一本気な親分肌 です。
不正に立ち向かい、弱きを助ける半沢直樹のキャラクターとも重なりますね。
著者・池井戸潤さんのこれらの「義理人情」の特徴は、ドラマのなかで半沢直樹が語った印象的なセリフにもあらわれていました。
小さな明かりの1つ1つの中に人がいる。俺はそういう人たちの力になれる銀行員になりたい
あなたが謝るのは私じゃありません。これまであなたが、雨の日に傘を取り上げ、トカゲのしっぽとして切り捨ててきた、全ての人と、会社です!
銀行に時効などありませんよ。覚えていようといまいと、あなたのしたことの責任はキッチリ取っていただく。人の善意は信じますが、やられたらやり返す。倍返しだ。それが私の流儀なんでね。
組織の中で働く人の葛藤や苦悩が人間味たっぷりに描かれるエンタテインメントとしての池井戸作品。
振り返ってみると、作品の様々なところに著者の個性もあらわれていることがわかりました。
作品を楽しむときは、著者や登場人物の「個性」を意識しながら観賞すると、より深く楽しめますよ。