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個性學がもたらした希望ー「ママたちを応援したい」倉喜恵さんの情熱ストーリー

個性學がもたらした希望ー「ママたちを応援したい」倉喜恵さんの情熱ストーリー

多くの女性にとって、結婚や出産は人生の大きな転機。

教員として活躍していた倉喜恵さんもまた、結婚を機に初めての土地へ移住し、キャリアの大きな転換点を迎えました。

その過程では、子育てと仕事を両立する困難さ、社会的孤立感を経験。

自己肯定感の低下で苦しむ中、倉さんは先生方や個性學との出会いをきっかけに、人生に希望を見いだしました。

2022年からは「個性學ナビゲーター」として活動し、かつての自分と同じように悩む女性やママたちを応援する事業に取り組んでいます。

今回のインタビューでは、子育て中の倉さんが救われた出来事から、「自己肯定感の低い子どもたちを増やさない、世の中のお母さんたちを応援していきたい」という情熱を抱くまでのストーリーを伺います。

きっとあなたも「自分らしく輝くヒント」を見つけられるはず。

この記事はこんな方におすすめ

  • 子育てに悩むお母さん
  • パートナーや親など、身近な人との関係性に課題を感じている人
  • 家庭と仕事の両立など、キャリアの問題にぶつかっている人
  • 人材育成に関わっている人

個性學ナビゲーターとは

個性學アドバイザー・個性學エバンジェリストの資格を持ち、「個性學ナビゲーター研究会」の認定審査会にて推薦を受けた人。「個性學ナビゲーター」は、個性學レポートの内容を個別に解説する活動等を担っています。

※「個性學ナビゲーター研究会」とは:四半世紀にわたり個性學を実践し続けてきた専門家が中心となって発足した非公開の研究会です

プロフィール

倉 喜恵(くら よしえ)/個性學ナビゲーター

【略歴】
北海道出身。小中学校の特別支援学級 元教諭。「天職」と感じながらも、結婚を機に退職し、名古屋へ移住。

新しい土地での孤独感や社会的孤立に苦しむ中、先生方との出会いをきっかけに2014年、個性學を知る。自身の特性や家族との関係を深く理解する中で、自己肯定感の低かった人生に新たな希望を見出す。

2022年より「個性學ナビゲーター」として活動。

2024年『合同会社ママパワーメント』を設立し、セミナーや個別相談を通じて多くの女性や母親たちをサポート。自らが苦しんだ経験をもとに、「自己肯定感の低い子どもを増やさない」「お母さんたちを応援する」ことを目指し、活動を展開。

個性學を活用して子どもたちが未来に羽ばたくこと、女性の自立支援、家庭問題のサポート等に尽力している。

自己肯定感が低かった過去の自分

倉さんは現在、世の中のお母さんたちを応援する活動を始められていますが、

以前は小学校教諭をされていたのですよね。

編集部
編集部

キャリアを中断して移住、子育て生活へ…。全てを失った感覚に

はい。地元で教員をしていたときの私は、「天職だ」と思ってやっていたんです。「一生、この仕事をやっていくんだ!」と思っていたんですが、結婚して退職して、名古屋へ引越して来ました。

新しい土地でも教員の仕事をしようと思っていたんですが、小さい子どもを連れて採用試験や面接を受けたりってことを現実的に考えると「もうできないな…」って思ってしまって。人生をかけようと思っていた仕事をやっていたのに、なんか全てを失ってしまったような感覚があったんです。

知らない土地でママ友も作れなくて、話せる人がいないワンオペで、昼間は子どもと2人きりの生活が始まったら、社会に貢献できていない自分を感じてしまって…。

「私、何の役に立って何のために生きてるんだろう…」って思っちゃって、一人ぼっちをすごく感じた時期があったんですよね。

子育てを甘く見ていたのもあるんだけど、社会と分断されたような気持ちになって…。社会的立場を奪われたような。

「今までたくさん頑張ってきたけど、何をやってたんだろう 」「何を身につけてきたんだろう 」と感じながら毎日を過ごしていたんです。

子育てを夢中で頑張っているものの、自分自身の未来は描けなくなっていた(2016年頃)

「一人になったら何もできない、社会では必要とされない人間なんだ」って感じるようになっていましたね。

結婚・出産で環境が変わって大変でしたね…。

それまでは、そのように否定的に考えたことは?

編集部
編集部

「どれだけ頑張っても認められない、まだ足りない」

今思えば、個性學を知るまで私は、ずっと自分に否定的だったんです。

頑張っても私は認められないという感覚がありました。

たぶん、母の影響が大きかったんだと思います。母は厳格で完璧主義で、褒めてくれることもありましたが、「もっとできるよね」といった言葉がセットでした。小学校の授業参観では、母がクラスで一番頭のいい子の側にずっとついて、「やっぱりデキる子は違うわね」なんて言っていたのを覚えています。あの頃から、自分は他の誰かと比べられる存在なんだ、どれだけ頑張っても「まだ足りない」って思うようになっていたんですよね。

いつもとにかく「頑張らなきゃ」って自分を追い込んで、周りから評価されても素直にそのまま受け入れられなくて、「私ってまだまだだよね」「もっとやらなきゃいけない」って、自分で勝手にゴールを遠ざけてきた生き方でした。

「わかってくれる人がいる!」先生たちとの出会い

自己否定の気持ちを抱えながら生きていらっしゃったのですね。

そこからどのようにして変化していったのですか?

編集部
編集部

大きな転機は、立石先生との出会いです。

村上先生が夫に「尊敬するメンターがいるから会ってみたら?」と、立石先生をご紹介してくださったんです。私も軽い気持ちで一緒について行くことにしたんですが、「喜恵さんとは二人で話したほうがいいね」と、立石先生がわざわざ時間をとってくださったんですよね。

そしたら初対面にも関わらず、私が一番言ってほしかったことを言ってくださって。ボロボロと泣いてしまったんです。

どんなお話を?

編集部
編集部

母との関係のことや、周りに味方がいなかったこと「周囲からの期待に応えるために、ずっと頑張り続けてきたんだね」「我慢してたね」などを言っていただきました。

面識がないのにも関わらず、誰にも話したことがないことまで手に取るようにわかってもらえて。苦しさをずっと我慢していたけど、やっと理解された気がしました。

その日の帰り道は「わかってくれる人がいるんだ!」って、空がいつもよりクリアで明るく見えましたね。心が晴れた感じでした。

「個性學、すごい!面白い!」人生に希望が見えた

良い出会いに恵まれて良かったですね。

先生から個性學も紹介されたのですか?

編集部
編集部

そうですね。その後も何度かとりとめのないお話をさせていただいて。「これ面白いんだよ」って個性學のアプリを教えてくださって、「何これすごい!」と思ってすぐに登録しました。

わからないながらも新しいことを学び始めている感覚があって人生に希望を持てて「生きてる」って感じられました。

それまで子育て本をたくさん読んできたけど、知識や情報を詰め込んでるだけだったんです。

でも個性學は、自分の個性も子どもの個性もわかって「おもしろい!」って感覚があった。「この子にはこんな特性があるんだ」とか「だからこういう反応をするんだ」と納得できることが増えたし、「私、イキイキしてる!やることある!」って。

今だから気付けるけど、「喜恵さんには個性學が合うと思うよ」って先生がさり気なく教えてくださったおかげです。

個性學に出会えて、「自分がやりたいことをやっている」って感じがしました。

個性學に出会って“イキイキ“を取り戻し、講演会を開催して子育てのことを伝え始めるように(2017年)

個性學を知って、イキイキを手に入れたのですね。

学ぶうちに、何か変化はありましたか?

編集部
編集部

自分の特性を知ることで「これでいいんだ」と思えるようになりました

それまでは「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込んでいましたが、少しずつ力を抜いて、自分らしくいられるようになった気がします。

今も自己肯定感の低さはすごく感じるし、「なんでもっとできないんだろう」って自分自身に対して常に思ってるんですが、それ以上に個性の可能性が青天井というか「どこまででも行けるよ」っていう期待感のほうが大きくて。

個性學は奥が深くてすぐにはわからないことも多かったのですが、そのたびに先生に一つずつ説明していただいて。サポートがあったから腑に落ちていったし、時間が経つと意味がわかっていく楽しさも感じています。

特に子育てについては、「この子が本当に求めているものは何だろう?」と個性學に照らし合わせながら考えるようになりました。

どんな言葉をかければこの子に響くのか、どう接すれば笑顔になってくるのかを試行錯誤した結果、少しずつですが子どもたちの反応が変わってきたんです。

周囲と自分を比べなくなり、目の前の人を応援できるように

今はどのような気持ちで周囲の人と関わりを?

編集部
編集部

以前は周囲からの評価を求めて「欲しい欲しい」ばかりだったけど、今はそんなことを考える暇がなくなって(笑)。なりふりかまわず目の前の人のことを考えて、その人が喜んでくれることに一生懸命になれています。「どうやったら元気になってくれるかな?」って。個性學セミナーで登壇したときも、聴いている人に少しでも「あっ!」って思ってもらえることがあるといいなと思って話をしています。

個性學を知って自分のことを知るにつれて、誰かと比べて「羨ましい」とか「もっと欲しい」とか思わなくなってきたけど、かつて自分が「欲しい欲しい」と思っていたからこそ、誰かが「欲しい」って思うことにも気付けるようになってきています。

純粋に「多くの人を助けたい!」って思うようになりました。

以前より自分の「軸」を持てるようになってきたから、"相手が自立できる声かけ"の度合いもわかるようになってきたように感じています。

個性學で恩返し

多くの女性が通る道を経験されて、自己肯定感を取り戻されたのですね。

今後はどのような展望を?

編集部
編集部

子どもたちに自己肯定感を、ママにパワーと元気を!

これまでの自分自身の経験を活かして、同じような悩みを持つお母さんたちをサポートしていきたくて、2024年に『ママパワーメント』という会社を作ったんです。

自分と同じような、自己肯定感が低い子どもたちをこれ以上増やしたくないんですよね。子どもが幸せを感じたり前向きになれるのは、やっぱりお母さんの影響がすごく強いから。

お母さんも、決して子どもたちを傷付けたいわけではないですよね。むしろお母さんは、お母さんの考えや経験をもとに愛を注いでいるつもりのはず。

でも、個性の違いによって子どもはお母さんの愛情を違うカタチで受けとってしまう、という誤解が生じてしまっているんです。

個性學を通じてお母さんを元気づけることで、子どもたちにも良い影響を与えられたらいいなって思います。

私自身、子育て中は「なんでこんな苦しい思いをしなきゃいけないんだろう」って思ってたけど、先生から「子どもは未来への希望だよ」ってずっと言っていただいて。最近ようやく腑に落ちてきました。

個性學と先生方が、私を見続けてくれて、助けてくれて、成長させてくれたんです。

今の環境は想像をはるかに超えているんです。「こんな私でもできたんだから、みんなはもっとできるよ!」って、本当に思います。

大勢の前で個性學の講演もするほどの展開に。緊張しながらも大好評だった(2019年)

己肯定感の低さを感じても、社会に取り残された気持ちになっても、「自分の力で稼げる」と気付いていなくても、誰だって自分の力で必ず立てる。

私の経験が、誰かの「私にもできるかも」って、勇気や指標になればいいなって思うんです。

家庭の中で起こるモヤモヤした気持ちは、結局は夫婦のコミュニケーション不足がほとんどで。夫婦の個性の違いから誤解が生じていることがとても多いんですよ。

女性は家庭での問題がクリアになると、仕事も生き方も変わる!自分も周りにいる人たちも幸せにしていける!

そう信じています。

私自身、「自分でやりたいことをやって、支えてくれる人がいて、仲間がいて、そのやりたいことで稼げる」なんて、過去の私には考えられないことで。

親も私も公務員だったから、自営して従業員を抱えたり会社を作ったりするなんて、人生で想像したこともなかった。「独立して自分の力で稼ぐなんてありえない」って思い込んでいた。でも今の方が断然楽しい!

自分が悩んできた分、人の気持ちを理解できる人になりたいし、自分のやりたいことがやれたら、先生方、個性學、関わってくれた人たちへの恩返しに繋がると思っています。

個性學仲間とともに、新事業にも挑戦している(2024年)

今同じように困っている女性がいたら、個性學を学びに飛び込んできてもらいたいですね。

編集部
編集部

そうですね。個性學セッションでは、たった1枚の「個性學レポート」から、深く深く自分の人生に入っていく話ができます。一人でレポートを読んで、自分の解釈で終わらせるのはすごくもったいない。個性學ナビゲーターに解説してもらって、一緒に自分の人生を腑に落としたら納得具合が変わってくるから、少しでも興味をもったら一歩を踏み出してみてほしいですね。

私は内面が「大物志向 挑戦型」で希望型、外面は遠くまで見ている「城志向 夢想型」だから、対面セッションをしているときは相手の希望しか見えないし、その人に期待感を感じるんです。どんなにつまずいていても「まだまだいけるよ!」って。「これからがすごく楽しみでわくわくします!応援しますね!ここからですね!」って心から思えて、相手のことが楽しみでしかない。

これからも「あなたにはそのままで価値がある」というメッセージを伝えながら、たくさんの女性にセミナーや個別相談を行っていけたらと思っています。

安心して学び続けられる環境があるから

それから、個性學を学ぶ環境もすごく大事

私自身、先生方が後ろからいつも支えてもらっている感じがします。何かあったら「チームで一人を助けに行く」っていう感じで、いつもちゃんと見守っていただいてる安心感をずっと見せ続けてくださっているんです。

落ち込んでいる時や悲しい時、本当にどん底で下を向いているとき、「そんなところを見なくてもいいんだよ」と声をかけてもらえる環境がある。時間が経った今だからこそ、ずっと見ていてもらえたことを実感しています。

そんな環境がここにはあるから、私と同じように人生で行き詰まりを感じている人も、安心して飛び込んで学びにきてほしいですね。

個性學に出会った頃から現在まで、一緒に挑戦続けている仲間たちと(2018年撮影)
個性學を活用してから周囲との関係が円満になり、家族の大切さもより感じられるように(2025年撮影)

個性學と出会い、誰にも言えない苦しさを先生方に理解してもらい、自分らしさを取り戻した倉さん。仲間とともに挑戦し続ける現在の姿は、大物志向らしい輝きが溢れていました。

「こんな私でもできたんだから、みんなはもっとできるよ!」という力強い言葉が、多くの女性やママさんたちに届くことを心から願っています。

倉さん、貴重なお話をありがとうございました!

編集部
編集部

 

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