こんにちは!「個性學メディア」編集部です。
先日、仕事の会議に参加して気付いたことがありました。
会議で発言の少ないメンバーは、「人志向」が多い。
いつも発言しているメンバーは、「城志向」・「大物志向」が多い。
そこで早速リーダーは、「人志向」のメンバーが会議の中で無理なく発言できる場づくり を工夫してみることに!
すると、和やかな雰囲気で様々な新しいアイデアが出る出る…!
今回の記事は、「人志向」に会議でもっと発言してもらうために工夫した事例 をご紹介します。
「会議中、みんなにもっと積極的に発言してほしいな…」
「発言するのは毎回同じメンバー。みんなが意見を出してくれるにはどうしたらいいんだろう…」
と感じているリーダーさん!
ぜひ参考にしていただければと思います。
「人志向」は発想力の才能がある
本来「人志向」は、個性3分類のなかで最も「発想力」の才能がある個性です。
何か困ったことがある時、「人志向」の発想力やアイディアに助けられることはよくあります。
会議でもそのアイディアをどんどん発言してくれたら良いのに、なぜか発言が少ない。
こんな風景をよく見かけます。
会議でよくあるケース
どんな場でも自分の意見をある程度言える「城志向」「大物志向」が、
発言の少ない「人志向」に
「なんで自分の意見をもっと言わないの?」
と責めてしまい、「人志向」が萎縮してしまう。
「人志向」のメンバーが持っている素晴らしいアイディアの才能、どうしたら発揮してもらえるのでしょう。
「人志向」の発言が少なくなってしまう理由
「人志向」を観察してみると、会議中には以下のような傾向がありました。
「人志向」の特性
- 基本的には、相手を尊重するスタンス
- 協調性がある
- 場の雰囲気をよく見ている
- 自分の意見を主張するよりも、場の流れを考えて発言する傾向
- シリアスな場や厳しい雰囲気では、萎縮する傾向
このような特性があるため、「大物志向」や「城志向」に比べて、発言が少なくなってしまうようです。
では、「人志向」のメンバーが発言しやすいようにするには、どうしたら良いのか?
まずは、安全安心な場 を設けてみることにしました。
硬い雰囲気ではなく、気軽に話せる雰囲気づくりを
会議はいつも硬い雰囲気だったのですが、「人志向」のメンバーにも無理なく発言してもらえるように、ディスカッション形式で気軽に話せる場づくりを意識してみました。
会議の冒頭で、リーダーは全員にこう伝えました。
今日は「どうしたら目標達成できるか」という難しい話ではなくて、
- 自分がサービスを受ける側だったらどう感じるか?
- どんなサービスがあると嬉しく感じる?
- どんな販促・施策だったら自分たちも楽しくできる?
など、どんなことでもいいから、自由に 思っていることを話してほしいです!
すると、沈黙が多かった以前の会議とは打って変わって和やかな雰囲気で会議はスタート。
みんないつもよりも楽しそうに話しています。
そして「人志向」も発言しやすいのか、今までは出てこなかった新しいアイデアが数々飛び出しました。
- 漫画を使ってサービスをわかり易く説明したらどう?
- 自社のキャラクターがあると、親しみを感じるかも!
- SNSを活用して、みんなの活用方法を面白く配信してみては?
- 僕は学生時代、SNSの「イイね!」を集めるのが得意だったので、配信をやってみたいです
などなど!
結果、「いいアイディアだね」「それやってみよう」「ぜひやりたい!」といった前向きな雰囲気に。
担当を割り振るところまでスムーズに運び、会議を無事に終えることができました。
個性や才能を発揮できる「環境づくり」を意識しよう
「会議にもっと積極的に参加して!」と注意することは簡単ですが、それでは根本的な解決にはなりません。
一人ひとりの才能を発揮するには、環境が大事です。
どんな環境がベストか?
個性學3分類が、その大きなヒントをくれます。
自分以外のことは、思っている以上にわかっていないもの。
大切な社員や仲間の個性を活かしていくためにも、コミュニケーションツールとして個性學を活用してみてくださいね!