「シンデレラをつくるシンデレラになる」―。
神戸で長年活躍し、女性起業家として多くの人々を魅了してきた川口いくこさん。これまで数々の困難を乗り越え、自分自身の人生を輝かせるだけでなく、周囲の人々の人生にも輝きを届けてきました。
そんな川口さんは実は、個性學を活用して輝く自分の道を開いていく「個性學ナビゲーター」でもあります。自分の内面を深く理解し、本当の自分を活かすことで新しい道を切り開いてきました。
しかしかつての川口さんは自信を持てず、未来に希望を見いだせない日々を過ごしていました。未経験ながら美容ビジネスの世界に飛び込み、試練を「修行」として受け入れた日々。そしてビジネスの大きな転機となる時期で出会った「個性學」は、彼女に自分らしく生きる力を与えてくれました。
今回のインタビューでは、川口さんが歩んできた「過去の苦悩」から「ミッションの発見」、そして「女性の輝業支援」という想いに至るまでの成長の軌跡をたどります。
個性學をどのように実践し、事業や人生に活かしているのか?
挑戦し続ける川口さんの姿を通じて、きっとあなたも「自分らしく輝く方法」を見つけられるはずです。
この記事はこんな方におすすめ
- 美容で起業したい女性
- 誰かに背中を押してほしい人
- 会社員としての人生に行き詰まりを感じている人
- フリーランスで仕事をしていきたい人
- これから精神的にも経済的にも自立していきたい女性
個性學ナビゲーターとは
個性學アドバイザー・個性學エバンジェリストの資格を持ち、「個性學ナビゲーター研究会」の認定審査会にて推薦を受けた人。「個性學ナビゲーター」は、個性學レポートの内容を個別に解説する活動等を担っています。
※「個性學ナビゲーター研究会」とは:四半世紀にわたり個性學を実践し続けてきた専門家が中心となって発足した非公開の研究会です
プロフィール
川口 いくこ(かわぐち いくこ)/個性學ナビゲーター
【略歴】
23歳で未経験のまま美容業界で独立し、女性経営者として多方面で長年活躍。
幼少期は父子家庭で育てられ、女の子らしさとは無縁の学生時代を過ごしていた。顔面がニキビだらけで女性としての自分に自信が持てず、幸せを感じることもなく、マイナス思考の日々。
高校卒業後は地元企業に就職するも希望を見いだせず、「自信をつけたい」「自分を変えたい」という想いで23歳で未経験のまま美容ビジネスの世界に飛び込む。
20代を「挑戦と修行」の時期と位置付けて努力を重ね、着実に成長。起業から約10年経った頃、当初から信頼し合ってきたビジネスパートナーに裏切られてしまう。事業とパートナーを一度に失うという大きな挫折を経験。自信を失い、自宅に引きこもるように。
その頃に出会った村上先生・立石先生・「個性學」の存在が、人生を大きく変える転機に。
2015年、村上先生が代表を務める「合同会社アースエレメント」執行役員に就任。
2018年より個性學を活用。自分の内面を理解し、ありのままの自分を受け入れることで、自然体で輝く生き方を確立。これまでの学びと経験を活かし、「シンデレラをつくるシンデレラになる」というミッションに出会う。
現在は神戸市で「キレイを叶えるサロン Queen-Rich」を経営する傍ら、個性學を広め、女性が自分らしく輝ける社会を目指して多方面で活躍中。
マイナス思考で自信のなかった過去
自信がなく「どうせ私なんて…」が口癖だった会社員時代
川口さんは、神戸では知られた女性起業家として活躍されていらっしゃいますよね。
とても前向きで輝いている印象ですが、昔はどんな女性でしたか?

昔の自分は、とにかくマイナス思考でしたね。「どうせ私なんて…」 とか「幸せになれるわけない」「 面倒くさい」「お金ない」 そんな言葉が口癖でした。
父子家庭で育ったんですけど、家庭環境があまり良くなくて、幸せだと感じたことがほとんどなかったんです。厳しくて貧乏で、辛い幼少期だったんですよね。
認められたり褒められたりすることもなかったので、才能なんてないと思っていたし、ずっと自信がない状態で。
だから社会人になっても自信が持てなくて、総務や経理の事務員で会社員として働いてたんですが、未来が見えなかったんですよね。
「自分の人生ってこんな感じなんやろうな」みたいに思っちゃってて。
今はとてもキラキラされているので意外ですね。
そこからどのように変わり始めたのでしょうか?

23歳の時に「このままじゃダメだ!」と思って転職先を探したりもしたけど、高卒では給料の高い仕事はないし、休みも少ない。
OLの給料だけでは病気の父も見てあげられないし、「結局、転職しても人生変わらへんな…」って思ったんです。
だけどこのままでいるのは、ひたすら苦しくて。
そんなとき、通っていた美容室のオーナーさんが経営について話してくれて。
自分で自分の人生を決めて自分で仕事をして、やりたいことをやっている人を見て、「そんな世界があるんや!」って驚きでした。
「転職しても人生変わらへんなら、選択肢は独立しかない」って思いました。
家庭環境のせいにしてマイナス思考の自分がすごく嫌でしんどかったから、「自信をつけたい」「変わろう!」と思って。
それで決意して、ビジネスの世界に飛び込んだんです。
「自信をつけたい!変わりたい!」未経験の美容業界で起業
美容業界は未経験だったのですよね。
挑戦してみてどうでしたか?

当初は「美容は自分がやっちゃいけない職業だ」ぐらいに思っていました。当時の私は顔面ニキビだらけの状態で、美容の仕事をやっても説得力ないし、向いてないなって。
でも美容業界はなくならない産業だから、将来性がある。可能性を感じたんです。
泥臭いことばかりで華やかさは全然なかったけど、20代は「挑戦と修行」の時期と決めていたから、一生懸命やっていこうと思ってました。
「他の人が遊んでいる時や寝ている時にも、私はやるんだ!」って自分に喝を入れて、多くの20代女性がしているようなことは全くせずに、ビジネスだけに打ち込んでいましたね。
それくらい集中してやったからこそ、どんどん結果が出ました。
「人生変われた!」大切な人とともに成功へ
女性として前代未聞の偉業を達成
ビジネスを始めて3年(26歳)で最上位のタイトルを獲得し、29歳の時には長年続けている人が取るようなタイトルも獲得しました。
20代女性で単独で獲った人は近年いなくて、周りからは「偉業!」と言われていろいろな場所へスピーチに呼ばれたり、綺麗なドレスを着て全国各地や海外でも表彰していただいたりしました。
ブランド物が買えるようになって、海外旅行にも行けた。
人生、変わりました!
ライフスタイルが変わって、起きる時間も行くところも、自分で決められる人生になった。自信がついたのが一番嬉しかったです。
「次は仲間を成功させたい!」人材育成の悩み
すごいですね!
起業して努力して、成功を経験して、自信も得られたのですね。

そうですね。ただ、自分がやりたいことを最高にやりきったら「次は仲間を成功させたい!」と思うようになったんですが、なかなか上手く育ってくれないんですよね。教えても一部の人しかできないというか…。
人材育成については、何年も悩みました…。
でもあるとき「私、教育の勉強をちゃんとしたことないな」って気づいたんです。それで初めて、一人で仕事以外の場所で学べる場所をインターネットで探したんですよ。
それで、村上先生のもとに辿り着きました。先生が講座で、一人ひとりの適性などについて話してくれたんですが、もうすごくわかりやすくて!
「これで育成も上手くいく!みんなを成功へ導ける!」って、希望が見えはじめたんですよね。
長年信頼していたビジネスパートナーと突然の別れ
そんな矢先に、起業当初から10年近く一緒に頑張ってきたビジネスパートナーに、突然裏切られてしまったんです…。
本当に、突然でした。
一番近くにいる一番成功させたい人だったのに、裏切られちゃって、信じていたものが一瞬で崩れ去ってしまいました。
それでどん底に落とされて、 ボロボロになっちゃったんですよね。
それは辛い経験でしたね…。

そうですね…。その時は人間関係にも自分自身にも自信が持てなくなり、何もかもが怖くなってしまって。「もう、人と関わることはやめよう…」って。
ビジネスも大切な人も一度に失って、すべてが止まってしまったんです。
それで外に出る気力がなくって、家に引きこもっちゃって…。
どん底を経験し、ありのままの自分へ
"絶体絶命"から救ってくれた先生方の関わり
そんな過去があったなんて意外です…。
立ち直るきっかけは何だったのでしょう?

村上先生と立石先生の存在が、救いでした。
お二人は初対面のときから、他の"すごい人"とは全く違っていて。とても自然体でフラットに接してくれて、初めて『そのままの自分でいいんだ』と思わせてくれた存在なんです。これまで私は"こうあるべき"という鎧をまとって生きてきたんですが、「鎧を脱いでもいいんだ!」って、心から感じはじめていたんです。
なのにしばらくしたら、私が急にどん底になって、あまりにもボロボロの姿になってしまって。「どうしたの?何があったの?」って驚かれました。それでその時、立石先生に初めてじっくり話を聞いていただいて、助けていただいた…って感じなんです。
今思えば、お二人とは必然の出会いだったんだなと思います。
「一人じゃない安心感」で、新事業へチャレンジ
そんなにも辛い経験をされたのにその後、新事業を立ち上げられますよね。
再び「チャレンジしよう」と思えたのはなぜ?

『一人じゃない』と感じられたからです。
先生方がすごく関わってくださって。どん底にいた私がお二人のおかげでようやく「ネイルの新事業を立ち上げよう」と思えるようになったとき、すごく尽力してくださったんです。
先生方のバックアップがあったから、安心してチャレンジできました。
個性學を通じて知り合った仲間たちのサポートもすごく大きかったです。私一人では絶対に乗り越えられなかったと思います。


個性學を学び、本当の自分に出会う
先生方や個性學、仲間がいてくれて、今につながっているのですね。
個性學との出会いは他に、川口さんにどのような影響を与えましたか?

個性學を学ぶ前の私は、外面の個性「完璧型」ばかりを気にして生きてたように感じます。
特に仕事では常に緊張していて、隙を見せてはいけない、完璧でいなければいけないと思い込んでいたんです。
でも個性學を通して本当の自分を知り、内面の個性「挑戦型」を大切にすることができるようになりました。
本当の自分を受け入れることで、自然体で生きられるようになったんです。
自然体で生きられるようになってから、変化はありましたか?

仕事でも素の自分を出せるようになったことで、周りとの関係も良くなりましたね。
完璧を求めすぎず「失敗しても大丈夫!」と思えるようになりました。
自分の弱さやアホな部分も見せられるようになって、心が軽くなったんです!

それは大きな変化ですね!
これからも「大物志向 挑戦型」らしく、挑戦を?

自分自身が輝くためにも挑戦し続けたいと思っています。立ち止まって何もしないでいると、気持ちも見た目も老け込んでしまう気がして(笑)。
それからやっぱり、支えてくれる人たちの存在あってこそですね。
先生方、そして個性學を通じて理解し合えた仲間たちがいて、私を信じてくれるからこそ、安心して挑戦できます。

ミッション「シンデレラをつくるシンデレラになる」の誕生
女性たちが自分の可能性を信じて輝いてほしい
川口さんのミッション『シンデレラをつくるシンデレラになる』には、どのような想いが?

私の中でのシンデレラは、王子様に救われる存在ではなく、自分自身の力で幸せを叶えた女性。
辛い状況でも諦めずに前向きに生きることで、チャンスが訪れる。そしてそのチャンスを掴むことで、自分の人生を輝かせることができる。
私自身もそんなシンデレラになりたいし、関わる女性たちにもそうなってほしいと思っています。
なぜそのようなミッションにたどり着いたのですか?

立石先生に出会った頃におすすめしていただいた研修で、自分の過去や内面と向き合う機会をいただきました。
その時に「パンドラの箱」が開いたんです。私は自分の女性らしさを否定して生きてきたということ。だけど本当は私は女の子だったんだ、ということに気づかされました。
研修後に見た映画『実写版シンデレラ』が、心に深く響いたんですよね。いじめられても優しさを失わずに生きるシンデレラの姿や、自然体のまま王子様と出会うシーンです。
シンデレラは誰かに幸せにしてもらったのではなく、自分の力で幸せを叶えた。
それが私の理想であり、ミッション『シンデレラをつくるシンデレラになる』なんです。

だから、女性が自立し、自分らしく輝ける社会を作ることにもっと力を入れたい。
特に「時間・お金・仲間・健康・美・心の豊かさ」、この6つをバランス良く得ていきたいし、そういう女性を増やしていきたい。
多くの女性が自分の可能性を信じて、一歩を踏み出せるように応援したいと思っています。

※現在はお休み
自分も周囲の人も輝かせる個性學
ミッションを実現するツールとして、個性學も重要な役割を担ってくれそうですね。

そうですね。個性學を深く知れば、自分も輝くことができるし、周囲の人も輝かせてあげられると思うんです。
まだ学んでいない人には、「個性學もあなたも、そんなもんじゃないよ!」って伝えたいです。
『個性學メディア』で無料発行される個性學レポートではいろいろなことがわかるけど、それでもまだ全体の何十分の一!
とにかく奥が深いので、レポートを見たり記事を読んだりしただけで終わっていたら、すごくもったいない。
本格的に学べば、自分の強みや可能性がもっと見えてくるし、『本当の自分』を知るきっかけになります。
個性學レポートを個別解説する無料セッションも、気軽に受けてみてほしい。
これまで気づけなかった自分の魅力や才能が見つかれば、人生はもっと楽しく豊かになるので、まずは一歩踏み出してほしいですね。
『そんな自分がいたんだ!』と、新しい自分に出会えると思います。
「シンデレラになる扉を一緒に開けましょう!」って、たくさんの人に伝えていきたいです。
女性を輝かせる分野で活躍され、自分自身も輝いている川口さんの意外な過去。
「誰もが最初から自信があって輝いているわけではない、でも必ずきっかけは目の前にある」ということに気づかせてくれました。
個性學を活用し、先生方や仲間とともに大きなミッションに挑戦し続ける川口さんのご活躍を、今後も心より応援いたします!
貴重な半生をお話しいただきありがとうございました。
