こんにちは!「個性學メディア」編集部です。
先日、新しいお店のオープンに携わる機会があり、個性によって得意な役割が全く違うことを身をもって感じました。
今回は、新店舗のオープン準備をするときに「個性學3分類」がどのように役に立ったのか?を、実際に体験した事例とともにご紹介します。
「個性學って何?」という方へ
「個性學3分類」を理解すると、仕事がとても楽になり成功率もアップしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

人志向:店舗の企画段階で才能を発揮
「人志向」は、新しい提案をしてくれる
最初の企画・構想の段階で才能を発揮してくれたのは「人志向」です。
「人志向」の強みのひとつは、創造力。
「人志向」の創造力のおかげで、ミーティングのたびに毎回少しづつ新たな工夫が加わり、改善改良されていきます。
例えば、業界で前例のない他業種とのコラボレーションの提案をしてくれたのは「人志向」でした。
「今までにない、新しい価値は?」と考え、「こんなお店あったらいいよね。便利だと思わない?」と提案をしてくれたのです。
結果、そのコラボは同業他社との差別化に繋がり、社内にも業界に新しい風を呼び込んでいます。
「人志向」は、お客の立場に立った配慮ができる
店舗設計の際に、お客様の動きやすさを考えた導線設計などに強いこだわりを持っていたのが「人志向」です。
「通路幅をあと10センチ広げるためには?」と最後まで苦心している姿など何度も目にしました。
徹底してお客様の立場に立って考えることができるのは、「人志向」の素晴らしい才能だと感じます。

城志向:具体的な店舗づくりの段階で才能を発揮
「城志向」による勝つための店舗づくりが、確実性を与えてくれる
次に、お店を具体的に作っていく段階で、他店に負けない競争力を生み出してくれたのは「城志向」です。
「城志向」は勝つことへの意識が高く、普段から競合店の情報や動向にも敏感。
出店候補地が挙がり出店可否の判断をする際には、競合状況を踏まえ、タイミングとデータに基づいた的確な判断をしてくれました。その判断は、事業の確実性を支えてくれるほど的確です。
「城志向」は、勝つための価格設定が絶妙
サービスの価格を決める際には、「価格は、競合店よりも安ければ良いというものではない」と発言してくれたのも「城志向」。
店舗にとっては確実な利益の上がる価格設定をとらえ、お客様にとっても競合店との比較検討の対象となる絶妙な価格を提案してくれました。
これは、勝負への強いこだわりとバランス感覚を持ち合わせている「城志向」の才能です。
「城志向」は、無駄を省くのが得意
また「城志向」は、無駄を見つけて効率化するのが得意です。
企画段階で「人志向」が設計した店舗図面に生じた無駄なスペースなどを見つけるのは「城志向」でした。
限られた店舗面積を有効的に活用するための提案をしてくれました。
大物志向:「店舗を広める」広告の段階で才能を発揮
「大物志向」は、形になったもの(店舗)を広めるのが得意
店舗づくりが佳境に入って開店日が近づいてくると、広告を打ち出す段階に入ります。
「大物志向」は、カタチあるものを広めることが得意。
「店舗が出来た、さあたくさんの人に宣伝しよう!」という段階になったときに才能を発揮するのは「大物志向」です。
「どんな切り口で発信すれば、お客様からの問い合わせに繋がるのか?」
その視点を持ち、目標を達成するために最も適切な見せ方・言葉・ヴィジュアルを考えてくれました。
「大物志向」は、安心感あるブランドイメージを創ってくれる
「大物志向」は、ブランド名、信用、安心感、可能性を重視しますので、誰が見てもわかりやすいブランドイメージを創る才能があります。
例えば、言葉には「東証一部上場○○グループ会社」などのブランドワードなどを活用し、掲載写真にもブランドイメージに適した写真を採用してくれました。
宣伝部門に「大物志向」が多いチームでしたので、お客様から「チラシを見て安心感を感じました。綺麗で目を惹きました」といった反応をいただきました。
まとめ
以上、3つの個性が集まっているとそれぞれの才能を発揮しあい、弱いところは補完しあえることが実感できる事例でした。
新店舗オープンにおける「 個性學3分類」ごとの得意な役割
step
1店舗の企画・構想段階:「人志向」が主に才能を発揮
- 新しい提案をしてくれる
- お客の立場に立った配慮ができる
step
2店舗を具体的にカタチにしていく段階:「城志向」が主に才能を発揮
- 勝つための店舗づくりが、確実性を与えてくれる
- 勝つための価格設定が絶妙
- 無駄を省くのが得意
step
3カタチになった店舗を広める段階:「大物志向」が主に才能を発揮
- 形になったもの(店舗)を広めるのが得意
- 安心感あるブランドイメージを創ってくれる
何かプロジェクトを実行するときに
- どんなメンバーを集めるか?
- 誰に、何を依頼するのか?
を考えるなら、個性學「3分類」を活用するとプロジェクト成功への近道となります。
一人ひとり生まれ持った才能は異なり、活躍できる役割も異なります。
個性の違い・得意な役割の違いを理解できるようになるだけで、自分も関わってくれるメンバーも、ぐんと楽になりますよ!